今までいろいろな親子を見てきましたが、そんな中でいちばんひどいであろう被虐待者を応援しています。シングルマザーでもあるので、虐待が連鎖しないようにも含めてです。
虐待は犯罪です。ですから、虐待者を許すつもりは全くありません。
また、被虐待者が虐待や攻撃に回った言い訳の「虐待を経験して学び、虐待しました」も認めませんし、「虐待により精神障害を負ったので加害者になりました」も同様です。
「虐待で多重人格者となり、人を攻撃しているときは別人格です。だから罪はない。」という事例も見たことがありますが、言い訳にさえもなりません。
そういう人に限って診断書もない、つまり仮病が多い。
仮病というより、詐病(さびょう)ですね。
詐病とは、経済的または社会的な利益の享受などを目的として病気であるかのように偽る詐偽行為であり、立派な詐欺罪です。
とにかく、どんな状況においても、やっていけないことはやってはダメ!
それでなければ、法治国家ではないからです。
虐待やいじめの加害は遺伝、環境、認知能力などのいろいろな要因から起こります。
単一の原因だけでなく、複合的な要因が絡んでいることも多いのです。
「道徳」だけではどうにもならない理由がここにあります。
しかし、虐待の連鎖や虐待自体を止めることはできます。
それは、虐待の起こりにくい環境をつくることです。余裕がある人が少しだけでも援助するだけでも変わります。
※画像はイメージです
先日、応援しているシングルマザーさんに絵本を贈りました。
そうしたら、お礼に動画が届きました。
ママと赤ちゃんの幸せそうな姿を見ると疲れも吹っ飛びます。なんか、単身赴任のお父さんみたいなセリフですが・・・・(笑)
みなさんにも、この幸せが伝播しますように。