消毒剤や機器はいろいろありますが、広範囲を一気に殺菌するのには「紫外線照射」が便利です。効果とデメリット、家庭用の製品を調べました。
【 目次 】
広範囲を一気に消毒するなら紫外線殺菌
弊社では、子どもたちが来る前に、または子どもたちの入れ替えがあったときに消毒をしていますが、結構大変です。スプレーなどで消毒液を撒いているので、机がベタベタになってしまったり、なかなか乾かなかったりで手間がかかります。
しかも、タブレットやPCなどの精密機器にはアルコールなどの消毒液が使えません。その代わりに小型の紫外線殺菌器を使っています。
全部1種類でできたら楽ですよね。紫外線で全部消毒出来たらいいなあ。消毒液を備蓄しなくてもいいですし・・・
消毒液はどれを使ってもランニングコストがかさむし、アルコールのように品不足になる恐れがありますが、紫外線ならば電気代だけで済みます。
紫外線消毒について
以前このような記事を出しました。液体で消毒できないところは紫外線で消毒をしています。
紫外線での消毒は、タブレットやパソコン等ですね。これらは水気を嫌うために消毒液やアルコールなどはかけることができません。ですから紫外線照射をしているのです。しかし、1台ずつの照射は手がかかります。
紫外線照射での殺菌は、かかるのは電気代だけなのです。人体に害が少ないものが開発されると嬉しいですね。
まだ実用化されていませんが、人体に無害な紫外線消毒が開発されつつあるそうです。※下のリンクからご覧ください。
紫外線殺菌のデメリット
紫外線の長期的な照射は人体に有害です。
紫外線照射機器を扱う際は、照射している場所からは離れなくてはなりません。また、照射後もすぐに立ち入ることはせず、通風をしてから入室します。
家庭用にみられるオゾンと併用している製品は、植物や動物、電子機器なども接触させない方がいいでしょう。
紫外線殺菌の事例
①スクールバスの紫外線殺菌
ある中高一貫校の校長先生が、学校バスの消毒に紫外線照射器を使っているとお話しされていました。
学校バスがあるところは、そこまで考えなくてはいけないのですね。本当にご苦労なことです。
紫外線は人体に有害なので、もちろん子供たちが乗っていない時に消毒するとのこと。
そういえば、公共交通機関の消毒も大変でしょう。どうやっているのかな?
②大阪府感染症指定病院に紫外線消毒器を無償提供
紫外線について、大阪府立大学 研究推進機構 放射線研究センター が、大阪府で感染症患者を受入れている指定病院に対して、マスクリーン 4 / S、コロナクリーナーFという紫外線消毒機器の無償提供しているそうです。
※下のリンクからご覧ください。
大阪府のホームページも確認してみました。
※下のリンクからご覧ください。
家庭用紫外線殺菌器
トイレから事務室まで対応商品
家庭用を探してみたら、部屋中を殺菌できるものがあることがわかりました。
紫外線とオゾンで殺菌する機器です。
ウイルスだけでなく、細菌、ダニ、真菌などに効果があります。
この製品は、15分、30分、60分の照射時間ごとに殺菌できる広さが決まっており、15分はトイレ、車などの小型スペースに、30分は台所、部屋、書斎などの中型の空間に適しています。60分はリビングルーム、会議室、教室、事務室など、大型空間に向いています。
紫外線は人体に有害なので、操作はリモコンで行い照射中に部屋に入らないでいいようになっています。また、タイマー機能があるので、切れてからどのくらい後にそこに入るのかということを考え、入室する30分ほど前に消毒が終了するようにすると良いでしょう。
この製品は3ピンのプラグです。もし3ピンのコンセントがないなら、電源3ピン→2ピン変換プラグ器を買って使ってください。1年間の保証期間があります。
大きな部屋で使える商品
もう少し大きな部屋で使いたい方はこちら。
C-J-W UV殺菌灯 紫外線除菌ライト UV滅菌器 紫外線除菌器 38W 360度消毒ライト オゾン抗菌・消臭機能付き ダニ駆除 リモート制御 空気浄化 1年保証 PSE認証済み
使い方は前述のものと同じです。こちらも1年間保証がついています。
自分たちで消毒方法を見つける必要性
政府はあてにできません。
今までコロナ対策について政府の動きを見てきましたが、残念ながらわが政府は指導力がないだけでなく、専門的な分析力もないようです。
そんな政府と心中したくないですですよね。
ですから、国民がみな賢くなり、いろいろなものを試して効果を立証し、使っていくしかないと思います。
今後の第二波に備えて、いろいろな情報を集めていきたいと思います。
皆さんも「こんなのがあるよ。」というものがありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。
みんなの力でこの災害を乗り切っていきましょう。
まとめ
広範囲を一気に殺菌できる紫外線照射。ランニングコストも少なく、安定した殺菌能力があります。しかし、直接照射されると有害というデメリットもあるので、使い方に気をつけてください。