中学入試国語の学習を「どこから始めていいかわからない」と言う方にお勧めです。
読んだ当時、こんなに付箋を貼りました。
10年以上前に出版された本ですが、読み応えがあり付箋がいっぱいです。(笑)
”中学入試国語のカリスマ” 早瀬律子先生とは、10年以上前に知り合いました。
2009年、早瀬先生が初出版された本の書評を、当時リクルート系サイトの書評ブロガーだった私がサイト上でご紹介してからのご縁です。
著書紹介を連絡してもスルーする著者が多い中、早瀬先生からはご丁寧なお手紙をいただき驚いたのを覚えています。
今日は、早瀬先生のご著書とオンラインセミナーを紹介します。
【 目次 】
受験問題集を買う前に大切なこと
保護者ガイダンスでお話することの1つに「不安から大量の問題集を買い与えないこと」があります。
それよりも、1冊の良書をボロボロになるまで使い込んでほしい。そして問題集はただ選ぶのではなく、全体を俯瞰して選んでください。
「この問題で何を身につけようとしているのか」がわからないまま問題を解いているのでは進歩がありません。
成績を伸ばし続けたいなら、まず『解き方総まとめhow to本 』を読んでから、問題集を開始することをお薦めします。早瀬先生の”<中学入試>国語の読解は「答え探しの技」で勝つ”は、中学入試国語の入り口に最適な本です。
<中学入試>国語の読解は「答え探しの技(ワザ)」で勝つ! 国語を味方の教科にして受験を制覇しよう!
中学入試国語解き方の基礎です。指導していく上では当たり前のことですが、全体像をつかんでから細部に下ろしていく上で、良書です。
いつごろ読めばいい?
中学入試をお考えならば、少なくとも、小4の一学期くらいには目を通してみてください。親子ともも気持ちが楽になりますよ。もちろん、成績も上がります。
塾に行っている方も、塾任せにするのではなく保護者が読んでおくと良いですね。親子とも楽になります。
内容は、中学入試国語解き方の基礎です。指導していく上では当たり前のことですが、全体像をつかんでから細部に下ろしていく上で、良書です。
まずは、こちらをご覧ください。プロの私がこれだけ付箋を貼るのは、実は珍しいのです。
それだけ共感できる部分が多かった本です。
やってはいけない解き方とは?
「主人公の気持ちになって解きましょう。」という言葉を聞くことがあります。
いまだに・・・という感がします。語彙や文脈を読み取る訓練には多少はなるでしょう。しかし、それでは成績は上がらない。点数になりません。
それは、主人公の気持ちになって感情移入したら、解けないからです。
解けないのは、解けない理由がある。
それをズバッと端的に切り、対処法を説明しているのがこの本です。
早瀬先生の「受験生母親向けオンライン講座」
生徒だけでなく、いちばんフォローが必要な母親へのサポートが厚く、「母親のためのオンラインスクール」も開催されていますので、我が子の国語に悩むお母様はご参加されてはいかがでしょうか。(下のリンクからご覧ください。)
まとめ
入試を制してきたお子さんの保護者は、塾任せではなくご自分たちも勉強されていらっしゃいます。塾の宿題を見てあげるときに必要だからです。
早瀬先生のご著書がお役にたつでしょう。
オンライン講座もあります。