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マウントを撃退、受験期を心穏やかに過ごすための本2冊

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受験期はみんなが不安でイラついています。ですから、ほんの些細なことでトラブルが起きます。同時に、上手く過ごし良ている人や、自分より成績がいい人に対しても嫉妬心がわきます。これは、子ども同士だけでなく親同士の方が強いようです。

そんなときに現れるのか「マウンティング野郎」。それに乗ってしまうと、自分のメンタルもずたずたになりますので要注意。

華麗にスル―していきましょう。

 


 【 目次 】


人はやられたことを忘れられない

先日、知人から相談を受けました。・・・知人が病気で働けなくなったときに、

「私は苦しくても頑張ってきた。メンタルがこんなひどい状況でも働いてきた。あなたは甘えている!!!」と、嫌がら画像を送ってきた人がいたそうです。

すると、今度はその画像を送ってきた相手が病気になったとのこと。そこで、いつぞやの仕返しをしてやりたい。・・・・

 

「そんなバカに関わるのはやめた方がいい。」と私は言いました。人を不幸にする人は自分も不幸を呼び込みます。敢えて不幸を与えなくても、放っておけば、自動的に不幸になります。周りからみんなが去っていき、ロクに死に方はしないでしょう。

つらい時に追い打ちをかけるようなことをした人は「一生の敵」になります。やられた方は忘れません。

マウントするひと人

① 現状での不満足を、転嫁する人

血筋が良く、頭が良く、経済的にも恵まれ、社会的地位もあり、趣味も多く、多彩であり、人望が厚く、家族や多くの友人に慕われている。もちろん、自分の日常に満足している。こんな人はマウントしません。(笑)

経済的に恵まれなければ、お金がある人がうらやましい。

自分が幸せでなければ、幸せそうな家庭が憎らしい。

自分の不満足を他人に転嫁するのがマウンティングという行為です。

では、現状を覆すために正しい方向に努力すればいいのですが、そこまで努力できない、または良い方法を見つけていません。

② 自分自身の実績が無い人

自分が「相手より優位」にの裏には、「マウンティングという自己アピールをしなくては自分を対等に見せられない」が隠れています。つまり、実績が無いから、そのままの自分だと他人が認めてくれないからマウントするのです。

心の中で「この人を越えたい。」と目標とすることとは違います。目標とするのは相手を敬う行為、マウントするのは相手を卑下する行為です。

③ 過去から成長しない人

「過去の良い状態がそのまま続いていたら、自分は相手より上にいたに違いない」という考えを持っています。過去を多く語りたがるのが特徴です。

学歴、経験などで自分をすごい人に見せようとします。しかし、現状では他人に負けます。それがわかっているので、あくまでもうまくいっていた過去から動きません。

④ 他者のせいにする人

いくら学歴があっても、職場でうまくいかないのはその人の性格に難点があるからです。転職理由の上位は人間関係が占めます。

人間関係は親や教師から教えられるのではなく、体験して感じ、自分で関係を構築していかなくてはなりません。

人間関係でうまくいかない人の口癖は

「私は悪くない。(社会も含めて)周りが悪い。私は差別されている。」

他者のせいにする=自分ごととして落とし込んでいないから、いつまでたっても解決できないのです。

⑤ 親への葛藤が越えられない人

自分の親と同じくらいの成功している同性にマウントし突っかかっていく場合は、自分の親への感情を投影しています。

投影される方は迷惑な話です。自分の親から受けたことは、自分の親に向けるのが筋、他人で代替するのは自分の親の責任を放棄させているのと同じです。

このように人間として成長していない輩には、ビシッとした態度を取ることが必要です。同時に、親の責任も追及していいでしょう。

⑥ 他人軸で生きる人

他人軸で常に自分と他人を比べている人は、いつも相手の顔色をうかがい落ち着く暇がありません。ただでさえ他人よりも劣るのに、他人を観察することに気を取られ、じっくりと物事に取り組めません。よって、より成功から遠ざかるのです。

マウントされやすい人

ネガティブな人に絡まれやすい人や、マウントされやすい人は、無意識に「被害者役」を選んでいる傾向があります。

実は、マウントしやすい人と同じような気質を持っており、立場が変わるだけなのです。そのベースにあるのは、自信の無さと人の好さ。

「あの人はみんなからいい人と言われている。」は、自分を良く見せようとするマウント野郎と変わりません。

マウントされないために

マウントする人は、現状では相手に劣る可哀そうな人です。

まず、マウント野郎を「可哀そうな人」と認識することから、始めましょう。

もし、あなたが他人からマウントされたら、あなたではなく、マウントしてきた相手が可哀そうな人なのです。

 

また、相手からの自慢も非難も、自分が「自慢や非難」と感じなければ、ただの言葉にすぎません。

感情を乱される前に、落ち着いて自分をよく見てください。

あなたはマウント野郎より、質の良い生活をして、幸せな環境にいるはずです。

毅然とした態度を取り、二度と影響を受けないようにしてください。

 精神科医と心理カウンセラーによる良い本

① 身近な人の「攻撃」スーッとがなくなる本

攻撃する心理から詳しく説明しており、全体像を知り、対処することができます。

 

身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本 

② とにかく優位に立ちたい人を軽くかわすコツ

 職場や学校に必ずいて、相手を不快にするだけでなく生産性まで落とす人。そんな困った人に対しての対処法です。

 

「とにかく優位に立ちたい人」を軽くかわすコツ

まとめ

マウントする人される人は、自信の無さが根底にあります。マウントされたくなければ自分軸で考えます。マウントする人は可哀そうな人なので、相手にせず、拒否するときはすっぱりと切り捨てましょう。

 あなただけでなくみんなにマウントしているので、そのうち誰にも相手にされなくなります。