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科学は進化している! 児童精神科医の試みがすごい!

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学習障がいや発達障がいのお子さん、またはそれらを疑われるお子さんに接する機会があります。

本人も大変ですが、保護者のご苦労や心配も大きなものです。


【 目次 】 


子どもに障がいがあると

覚えるのが遅い、同じ漢字を何回も間違える、予定帳を写してくることができない、喧嘩ばかりでトラブルが絶えない、まっすぐ走ることができない、言葉が遅いなど、気になることがあったとき、顕著な場合は障がいを疑うことがあります。子

自分を責める親たち

お子さんに異常が認められた場合、特に、お母さんが自分自身を責めることが多いです。たとえば、

「妊娠中の過ごし方が悪かったのだろうか」や、

「出産のときに自分が間違った呼吸法をしていたかもしれない」、

「幼児期の育て方が悪かったのだろうか」など・・・・

面談時に泣き出してしまうお母さんもいます。夜遅くまで相談に乗ることもありますが、聞いている方もその苦労がわかり、とてもつらいです。

 怒られるために学校に行く子どもたち

集団授業では、外れてしまうことはこぼれてしまうことになります。先生の話すスピードについていけなければ、言っていることの理解ができません。説明の後に作業があれば、やり方がわかりません。そして、怒られます。

「この子は学校でつらいだろうな・・・」と思われる児童・生徒もいます。

彼らも、どこから治せばいいのかわからず戸惑っています。

疲弊する教育現場

ともすれば批判が集中する学校ですが、そもそも個々に対応するシステムになっていないのです。システム上の欠陥は人的サポートだけでは埋められません。

また、教える側もうまく理解させられないと自分を責めることが多いのです。

 

通院を決心する

このような場合、病院を受診することになりますが、問題があります。

どこを受診するか

学習障がいや発達障がいを疑われる場合、どこで受診するかが問題となります。

子ども病院がない場合は精神科ですが、この「精神科」という言葉が引っかかって受信に戸惑うこともあります。

なかなか受診できずにいて、治療の機会を逃してしまうことも多いようです。

もし近くに児童精神科医があれば、相談されるといいでしょう。

児童精神科とは

児童精神科と精神科とは、小児科と内科のような関係と思っていたのですが、違います。

kotobank.jp

以下は、上記リンクより引用

小児・児童期におきる精神障害・行動障害の診断・治療を専門とする精神科医。専門学会である一般社団法人日本児童青年精神医学会(前身は1960年に設立された日本児童精神医学会)は、「多彩な問題行動や精神身体症状を検討し、発達レベル、気質、家庭、学校などでの行動を総合的に評価し、発達的視点を重視した診断・治療・予防をしながら、子どもの精神的健康の達成を図る(概略)」役割があるとしている。

 

 

児童精神科医は「小児・児童期におきる精神障害・行動障害の診断・治療を専門とする精神科医」です。大人は診ません。

大人になってから児童精神科を受診して、大人をわかってもらえない、大人なので追い出されたという、モンスター級のクレームを目にしました。
受診対象が違うので、20歳以上で児童精神科医を受診しても効果は望めません。
たとえば、児童英語の教室に大人が来ても、受講はできません。

同じ食品だからといって、八百屋にマグロを買いに行くバカもいないでしょう。
強い主張にごまかされても、冷静になればわかることです。

児童精神科医と教育現場のコラボ 

ケーキの切れない非行少年たち

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

今までは薬による治療が一般的でしたが、この著書が出てから、また研究会が発足してから大分風向きが変わったと思います。

医薬と教育の連携と体系立てられた、学力や社会生活の基礎である認知、その歪みをとり健全な生活を送るためのシステムです。
私たちもエビデンスに基づき体系化されたものを安心して使うことができています。
何よりも、保護者の方から
「先生に巡り合えて、うちの子は本当にラッキーです。」と言っていただける。同じ母親として、嬉しさもひとしおです。※研究会は4月から学会となります。

児童精神科医が増えてほしい

小児・児童期での学習障がいや発達障がい、自閉症などを治療する場合、児童精神科医が大きな力となりますが、児童精神科医は人数が少なく、2015年(平成27)5月の時点で249人です。
だからこそ、児童精神科医を増やしてほしいと思います。。
それが大勢の子供たちを救い、ひいてはその子たちが大人になったとき健全な生活を送る一助となるからです。

まとめ

学習障がいや発達障がいのお子さんは早めに適切な処置をとれは、ずいぶん楽になります。学習ができない、社会生活がうまくいかない、怒りの感情を抑えられないなどは、認知の歪みがみからくるので、その歪みをとってあげればいいのです。

児童精神科医を中心にして、研究や実践がなされています。つい最近まで投薬やカウンセリング中心でしたが、科学の進歩は素晴らしいと思います。