他人に物をねだりまくり、平気でたかる人を「クレクレタコラ」と呼んでいました。
この言葉は結構使われていますよね?
しかし、語源を知りませんでした。
先日、ある会社の会長が教えてくれました。着ぐるみ実写版があったのです。
【 目次 】
クレクレタコラ
1973年10月1日から1974年9月28日まで、毎週月 - 土曜日の午後6時55分から7時までに、フジテレビ系列にて放映されたです。低予算の5分番組で全260話もあったそうで、視聴率も高かったとか!びっくりしました。
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クレクレタコラのストーリー
話の内容は毎回こんな感じです。
不思議な森に住む怪獣・タコラは木の家に住み、その上から望遠鏡を覗いて欲しいものを見つけると、それを何とかして入手しようとする。場合によっては極めて暴力的な手段を用いるが、多くの場合企みは失敗し、手痛い報復を受けて終わる。
※Wikipediaから引用
クレクレタコラの登場人物
主人公はタコの怪物「タコラ」です。その次に重要な登場人物は、タコラの腰ぎんちゃく役であるチョンボ。
麻雀の「チョンボ」(反則)が由来の名前でラッカセイのような怪物です。
番組を見ていると、タコラはこのチョンボがいるから暴れられるようですね。
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リアル クレクレタコラ
あなたの周りにも「リアル クレクレタコラ」がいませんか?
今回のコロナウイルスのことで、自分の不足だけ声を大にして訴える人と、他人を慮る人に大きく分かれています。
コロナウィルスでは、現時点で打撃を受けている人とそうでない人にはっきり分かれました。今はよくても、明日は我が身かもしれません。
弱者に回った人や、リスクが大きい人を助けようとしている人が多いでしょう。地域のお店を助けようとする動きや、経済話回そうという人たちもいます。
そのお店がなくなると困るだけでなく、第一次生産の衰退につながり、それが食糧危機という形で自分たちに打撃を与えることを知っているからです。
しかし、そうでない人もいます。「リアル クレクレタコラ」たちです。
リアル クレクレタコラはこんな人たち
他人のことも考えて行動する人だけではありません。
こんな「リアル クレクレタコラ」もいます。
嘘をついて稼ぐ人
自粛の影響を受けていないのに、他人の親切に乗っかっている人です。
弊社にも「この機会にこんなチャンスがあります」の勧誘がありましたが、詐欺ですね。
「コロナ支援 訳あり商品支援」のサイトでも、そういう出品者がいたそうです。
防止のため、サイト管理者が大変な手間をかけているようですが、その手間は本当に困っている人のために使ってもらいたいです。
社会保障を受けているのに不満をぶちまける人
常日頃から納税者の庇護を受けているのにもかかわらず、こんな事態でも支給に対する不満を繰り返す人です。
社会保障費は景気の影響を受けず支給され続けます。反対に、営業できなくて資金が回らない人たちは、倒産や失業の不安を抱えているのに、いったい何を考えているのか!!!
緊急事態への理解がなさすぎます。
国民全員が薄氷の上をそろそろと歩いている状態です。 今後も楽観視できない中で、平気でたかる言動に疑問がわきます。
原資を出す人間が極端に少なくなっている今、該当者を厳しく精査していくことが必要ではないでしょうか。そうでないと、共倒れになります。
社会保障費の徴収に関しては、今までも多くの人が負担を感じています。原資を出している国民にとって、「もらうのは当然」と発言することは、出資者の怒りの火に油を注ぐようなものです。
チョンボにならないこと
多くの「リアル クレクレタコラ」にも、そういう役割を担う人がいるようです。「味方がいる」ということで、強気になるのでしょう。
しかし、クレクレタコラにとって、チョンボは友達ではありません。チョンボにとっても同じこと。お互いが困っていても助け合わない。友達ではないですからね。
クレクレタコラはいろいろな手段を使って周囲の人を「チョンボ化」しようとしています。チョンボになるととても迷惑を受けることになるので、利用されないように注意したいものです。
リアル クレクレタコラは切り捨てる!
「リアル クレクレタコラ」に出会ったら、シカトしましょう。
SNSなどでいくら騒いでも、「聞こえません。見えません。」を貫きます。
イイネボタンも、リツイートのしたらダメです。
また、不幸の押し売りをしてきても同調しない。同調することで利用されます。
本当に助けなくてはいけない人には手厚く、リアル クレクレタコラは切り捨てる。
選択していくことが大切だと思います。