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【島田妙子】本当は怒りたくない お母さんのためのアンガーマネージメント

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いうことを聞かない子供たちや、やる事満載の家事を前にして、お母さんはイライラし通し。子どもにきつく当たってしまい、そのあとに自己嫌悪で落ち込む・・・

せっかくの子育て、アンガーマネージメントで楽しくしていきたいものですね。

これは、子育てのときに欲しかったなぁ・・・気持ちがとても楽になります。

虐待や癌の撲滅運動などに携わっておられる島田妙子さんの新刊です。漫画もあってとても読みやすいので、ぜひお手に取っていただきたいと思います。 

 


【 目次 】


虐待問題に取り組んでいる、島田妙子さんの新刊本5月28日に出ました。

早速購入して読みました。納得することばかりで、ぜひ子育て中の方に読んでいただきたいと思います。

本当は怒りたくない お母さんのためのアンガーマネージメント

自らも講師として活躍されている「アンガーマネジメント」についての本です。

アンガーマネージメントは広い世代の方に対応していますが、この本では、特にお母さんに向けて書かれました。

子育ては本当に大変ですからね。それだけが理由ではなく、出産や育児でセロトニンが失われるそうです。体がイライラしやすい状況になっているのですね。

 

本当は怒りたくないお母さんのためのアンガーマネジメント

 

こんな人にお勧めです

著者の島田さんによれば、「コロナ休校で参っている方にこそ読んでもらいたい」そうです。

コロナ休校が長引き、お母さんたちはいつも以上にイライラしているでしょう。思わず怒ってしまい、そのあとに自己嫌悪に陥っているかもしれません。

 

それから、「明日こそは子どもを怒らない! 」そう決めたはずなのに、つい怒ってしまう方も。
最初は優しく注意していたのに、イライラし始めて、ついにはドッカーン!
そしてまた、寝顔を見ながら後悔する……。こんな悪循環に陥っている方にも。

 

この本には、怒ってしまう前に感情をコントロールして、怒りから自分を解放するヒントがたくさんありました。

保護者には、子育てで悩んでいる方がいます。というより、誰しも悩むと思いますね。

お勧めしていきたいと思います。

 

目次

 第一章から第五章まで、5つの章立てです。文字が大きく、平易な言葉て書いてあるため、とても読みやすいです。子どもにも読めると思うので、家族の愛読書としてもいいのではないでしょうか。

 

●第一章 イライラ・ドッカーン! は「性格」のせいじゃない!

「怒りやすい性格」はよく言われる言葉ですが、怒るのは性格ではなく、「感情の癖」だそうです。癖ならば直せますよね。


●第二章 アンガーマネジメントって?

アンガーマネージメントでどのように「怒りと上手につきあう」のかが書かれています。怒りは他人を傷つけるだけでなく、自分をも傷つけているのだそうです。

自分の心と体を守るためのトレーニングなのですね。

 

●第三章 本当は怒りたくないお母さんのためのアンガーマネジメント

この章が島田さんの一番言いたいことなのかな?テクニックを【初級編】と【中級編】に分け、正しい「怒り方」や、怒る時の七つの注意点を具体的に説明しています。

「へぇ~」と驚く方法ですが、実践しやすいです。

 

●第四章 こんな時はどうしたらいいの?

右ページに漫画、左ページに説明があります。

具体的に描かれているのでわかりやすいですが、もう少し漫画が大きいといいな。

 

●第五章 「変わりたい! 」と思えば誰でも変われる

島田妙子さんが経験してきたことが書かれています。

本当に、じんせいは人と人との出会いとつながりなのですね。

 

 

アンガマネージメントとは

アンガーマネージメントは「怒らないこと」ではありません。

「怒らないようになる」のではなく、「怒りと上手に付き合うためのトレーニング」なのだそうです。

 

「怒り」は二次感情だそうです。一次感情は「イライラしていることに気付いてほしい」や、「~すべき」というものからだそうです。

そして、まず、体を休めることが大事なのだそうです。

 

島田妙子さんはこんな人です

AMAZONに載っている経歴から引用しました。

島田妙子(しまだ・たえこ) 1972年神戸市北区生まれ。一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO 理事長、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター。 4歳の頃、両親の離婚で兄二人と児童養護施設に入所。 7歳の時、父の再婚で家庭に戻ったものの、継母と実父による壮絶な虐待が始まり、三度も命を落としかける。 中学2年で児童相談所に保護されるまで続く。 中学卒業後、工場勤務を経て映像制作会社に転職。 22歳で結婚、3人の子どもを育てながら、32歳からの15年間は両親の介護も経験。 2010年末、心の支えであった次兄が白血病で他界。 これを転機に兄の思いを引き継ぎ、本当の意味での「児童虐待の予防」にむけての自叙伝を出版し虐待体験を告白。 以来、全国から講演依頼が相次ぎ、現在は年間100箇所以上で児童虐待根絶を訴え講演している。

 

これだけ見ると、強くて、へこたれなくて、バリバリに活動している方みたいですよね。

でも、この経歴では深く書かれていませんが、虐待を受けて育ったのちでも、お兄様が白血病でお亡くなりになり、虐待をしていたお父様は自殺。いちばん下のお子さんはアスペルガー症候群、育児と同時期に舅姑の介護があったという、「よくぞ生き延びてきましたね。」と思わず言いたくなります。

これだけ苦労されている方は滅多におられない。

 

それでも、島田さんの言動からは他人を恨むものがないのです。

本書でも書かれていますが「くれない病」:「相手が~してくれない」という文句を言わない人なのです。

 

明るくて、会社経営をしながら、全国で虐待防止や癌撲滅の無料講演をしています。すごい数にのぼる感想にも逐一目を通しておられる。

一番下のアスペルガーのお子さんの特長を見抜き「アーティスト」となるように育て、作品展を開いています。

 

アンガーマネージメントの講師もしておられるだけでなく、実のお母様の介護をしながら家事をパーフェクトにこなしています。虐待を防ぐ0(ゼロ)会議の委員でもある。

白血病でお亡くなりになったお兄様の意志を継いで、癌撲滅のためにも活動していらっしゃる。不幸が降りかかってきても、彼女にかかると不幸ではなくなるのです。

おまけに、お料理が上手で、もてなし上手なのです。

 

すごい経歴なのですが、まったく無理が無いという、いつ見ても自然体で、暖かくてパワフルです。

あこがれてしまいます。

 

ところで、被虐待の方たちにかかわってみるとわかることがあります。

虐待という同じ経験をしても、「人のためになろう」と考え活動する人と、「私はこんなに不幸なのに他人が~してくれない。国が~してくれない」と不満だらけの人に分かれるのです。

 

2つのタイプとも同じように賛同してくれる人たちが集まるのですが、前者は協力者とともに幸せになっていくのに比べ、後者は協力者を不幸に引きずり込んでしまいます。

この差がなぜ出てくるのかは、生き方に対しての意識の差だと思うのです。

そんなこともこの本に書かれているので、「私は不幸の塊」と思いこんでいる人ほど読んでほしいと思います。

 

付箋がたくさん

読みながら、「うんうん、納得!!」というところに付箋を貼ったら、こんなになりました。(笑)

 

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 島田妙子さんの著書のご紹介

他の書籍も勇気づけられる本なので、ぜひご覧ください。

 

虐待の淵を生き抜いて

 

e love smile ~いい愛の笑顔を~ memory.1 (PARADE BOOKS)

 

e love smile memory.2 〜いい愛の笑顔を〜 (Parade books)