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要約の練習をすると、文章問題ができるようになる

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文章問題が苦手なお子さまに朗報です。要約の技術で得意にすることができます。

この夏、得意にしてみませんか?

教材も紹介しています。

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文章問題が苦手です

「うちの子、文章問題が下手なんです。」
「文章問題になると、とんでもない答えを書くんです。」

これは、保護者からよく聞きます。

文章問題には多くのお子さんが悩まされているでしょう。

 

「基本は国語」と言われます。しかし、国語の授業とテストは別物です。

授業では、心情の動きや場面展開、結論などを推測していきます。

テストに出るようなものはあまり触れません。

そもそも、説明文と小説文の解き方の違いも教えられていません。

つまり、子どもたちの多くは「解き方のHow to」を知らないで問題に臨んでいます。

文章問題が苦手な子が多いのもうなずけますね。

 

文章問題が苦手になる3つの原因

文章問題が苦手な場合、3つの原因が考えられます。

語彙力がない

言葉の意味が分からないパターン。いわゆる、「ボキャ貧」です。
使われている言葉がわからない。 

よって、本文も質問も聞かれている内容がわからない。

 

英語を知らない人が英語のスピーチを聞かされているようなものです。

それでも、ある程度わかる言葉が続いていれば、なんとなく内容がわかるでしょう。しかし、わからない言葉だらけならば、内容もわかりません。

 

日本語でも同じことが起こります。

語彙が少ない子どもたちは、言葉の意味がわからないので、推測して判断します。

だから、内容が違う場合が多い。

 

これには、漢字が読めなくて意味が分からないも含めます。

漢字が読めない子供は増えていますね。もちろん、書かせるとすべてひらがなで書いてきます。

それらの子どもたちにとって、漢字は既に「字としての機能が無い」存在です。

漢字を使わせるには、ドリルなどの漢字の練習時だけでなく、普段から意識して漢字を使うことが大切です。

高学年になると、漢字使用を促す側にも根気が要ります。

低学年から習慣づけると楽です。

 

質問の意味が分からない

問題や質問の意味がわからないパターンです。

文章問題では、特徴のあるたずね方をしているものがあります。

 

これは、普段の私たちの日常の言い方に変えて理解してみると良いでしょう。

普段、私たちが使っている言葉に落とし込んでいくのです。

慣れてきたら、そのままの用語で解けるようになってきます。

 

特に、算数の文章題に多いですね。

たとえば、「はしたの数」。これは小数で出てきます。小数点以下の数という意味ですが、いまいちピンとこないようです。

 

または、作図問題。

「2つの直線から等しい点をつなげた線分」や、「2つの点から等しい線分」が何を表すか、言い換えて納得しておくといいでしょう。

 

作図問題はとくに面倒くさくて、「図において、点Aは線分BC上にない点である。点Aを通って、線分BCが弦となる円の中心Oを作図しなさい。」などと書かれても、何が何だかわからない。このような問題も、図を描きながら自分で言い換えてみます。

すると、次に同じような問題が出たときに解き方がわかりますね。

 

 

答え方がわからない

問題内容にどう答えていいかがわからないパターンです。

答えを導くために質問していくと、本文中のヒントをまとめられないことが多いようです。

その場合には、まず文章を理解していくことが大切になります。
そこで役に立つのは、5W1Hです。

「いつ、どこで、誰が、どのように、何をした、それはなぜ?」など、を抜き出していきます。それらを使って解答を組み立てていくのです。

 

要約の技術が役立つ

 

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前述の3番目「答え方がわからない」には、要約の技術で改善が可能です。

文章に何が書かれているかをまとめるのは「要約」と言います。

5W1Hは、文章をまとめるときに重要な要素です。

文章全体を把握するときには、必ずこれらの要素をみていきます。

 

答え方がわからないお子さんの多くはは、答えるべき部分を見つけることはできています。

「大体ここだな」という見当はついているわけです。

しかし、そこから重要な言葉を見つけてつなげていく力がありません。

まず、重要な部分を探すことから始めてみましょう。

そのあとに、文章としておかしくないか考えさせます。

 

 

家庭学習で使える問題集3つ

こちらの教材は、京都府の私立中学入試塾が作成しているものです。

シリーズになっており、算数は知育教材としても使えます。

このシリーズの中の「要約の特訓の上・中・下」をお勧めします。

最初はかなり易しいですが、徐々に難しくなり、力がついてきます。

価格も1冊550円なので、そんなに負担にはなりません。

 

要約の特訓 上

 

要約の特訓 中

 

要約の特訓 下

 

まとめ

文章問題苦手の原因には、語彙が少ない、問題パターンの意味が分からない、答え方がわからないの3つがあります。そのうちの、「答え方がわからない」には、要約の特訓で答えるべきものを探すことができるようになります。