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【保護者向け】不器用な子どもがしあわせになる育て方 ー コグトレ

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昨日、リンクだけの記事をアップしてしまいました。

多分、まったくわからなかったと思いますので、本日ご説明します。 

(スターくださった方、ありがとうございます。)

 

 

不器用な子どもがしあわせになる育て方 ー コグトレ

 

不器用な子どもに悩む保護者への本

遺伝性のは障害以外で学習面に遅れのある子どもたちは、不器用な子どもが多いのではないでしょうか。

そんな子どもたちの「基本的な能力」を伸ばすために児童精神科医が開発した教材「コグトレ」シリーズがあります。

ケーキの切れない不良少年たちの作者である、宮口幸治先生が開発、実践してきた教材です。

とても良い教材なのですが、教材数や種類が多すぎて、「何をどう使ったらいのが」がわかりづらかったのです。

同時に、全体を把握するものがありませんでした。

 

子どものことでいちばん悩まれているのは保護者ではないでしょうか。

「不器用な子どもがしあわせになる育て方―コグトレ」は、保護者のために書かれた本です。

不器用な子どもがしあわせになる育て方 ー コグトレ

 

生きづらい子どもを支えていくには、本人の特性のほか、支える大人の存在と本人のいる環境が重要になります。

それをどう整えていくかが書かれています。

悩まれている保護者の方に少しでも届きますよう、本のご紹介をしていきます。

小学校2年生で「下から5人」の子どもたち

弊社では10年近く継続される方もいます。

子どもたちを比較的長い期間面倒見ていると、小学校2年生の時点でかなり差が出るのがわかります。

生きづらい子どもたち、不器用な子どもたちです。

これは、塾に行っているか否かでも、地頭(本来持っているといわれる能力)の差でもなく、「認知能力」「対人力」「身体力」の弱さからきています。

これらの子どもは、大体小学校2年生くらいからサインを出しています。

しかし、大人はそのサインに気付くことが少ないのです。

なぜならば、彼らは勉強とともに、コミュニケーションも苦手だからです。

彼らが出しているサインは、大人から見れば「不適切」に見えることが多く、「助けを求めている」ようには見えません。

 

生きづらさは、大人になっても消えない

生きづらさや不器用さは大人になれば自然に消えるものなのでしょうか。

不断の努力で克服していく人もいるでしょう。

でも、大多数はそのまま引きずっていくのだと思います。

ましてや「大人だからこそきつい」と感じることが多いのではないでしょうか。

上司に叱責され、同僚にはバカにされ、家族からは白い目で見られ・・など、子どものときよりも増していくことが多いでしょう。

 

弊社に商談で来られる方は、いつの間にか「商談が相談」に変わることが多いのです。

お子さまのことではなく、ご自分や大人のご家族のことです。

生きづらい人の3つの特徴

認知力の弱さ(学習面 )

認知機能とは、記憶・知覚・注意・言語能力・判断・推論などが含まれた知的機能のことです。これが弱いと、勉強の前段階である、見たり、聞いたり、想像していくことが苦手です。もちろん、勉強もできません。

漢字ができない子どもの場合

漢字を覚えるのがとても下手で、漢字ドリル1ページに2時間近くかかるお子さんがいました。短期記憶と言語理解が低いのです。

こういうお子さんに何回も同じ字を書かせるのは拷問に近いようです。

そもそも、形の認識が苦手なので、そこから訓練を始めていくと、読むことはできるようになりました。読めれば意味が分かってくるため、文章理解も進みます。漢字を書くことにも抵抗を示さなくなりました。

並行して数字の書き方がきれいになったため、算数でのミスも減ったのです。

 

連絡帳が書けない子どもの場合

先生が言ったことを書くことができないお子さんです。

もちろん、塾での連絡も口頭だと無理で、伝わりません。

このお子さんの場合、聞き取る力がありませんでした。

何回同じことを言われても書くことができず、そのうちに学校で暴れてしまい、問題児化していました。

聞く訓練をしていくと、ある程度は聞き取って書くことができました。並行してやっているタブレット学習への意欲もでてきて、複数科目の学習も可能になっています。

対人力の弱さ(対人面 )

対人面というと、コミュニケーション能力を思い浮かべがちですが、それだけではありません。

対人力には、感情、自己評価、会話力、柔軟さが含まれます。

感情に問題があると、すぐ切れたり、人の気持ちがわからなくなったります。

自己評価に問題があると、自分の長所や短所や問題点がわからない。

会話力に問題があると、基本的な人との接し方が下手です。

柔軟さに問題があると、頑固で融通がきかず、想定外のことが起きると対処できなくなります。

 

この対人力は広い範囲であり、ここに問題を抱えると生きづらさが増します。

相手の欠点しか見えなくて怒ってばかりいるや、反対に嫌なことを断れずに人に流されてしまう、自分の意見に固執して人の意見を受け入れられないなど、社会で生きていくのにかなりのダメージがあるでしょう。

いわゆる「生きづらい人」は、ここにトラブルを抱えている人が多いと思います。

身体力の弱さ(身体面 )

運動音痴や手先が不器用である他、物をよく壊すや、力加減がわからず相手に怪我をさせてしまうなどがあります。

大人になって転職を繰り返す人には、身体力の弱さを持つ方が多いそうです。

 

巻末からワークシートをダウンロードできる

これらの弱い力をワークで改善していきます。

どのような状態に対してどのワークシートを使えばいいかが具体的に載っています。

また、この本の巻末にはダウンロード形式で活用できるワークシートもついているので、ぜひ活用していただきたいと思います。

 

まとめ

学習面・対人面・身体面でトラブルを抱えているお子さんの保護者に読んでもらいたい本です。まず、お子さんがどんな状態で、どのように回復させていくのかを読んでほしいと思います。

具体的な指導も載っており、巻末からワークシートをダウンロードできます。

不器用な子どもがしあわせになる育て方 ー コグトレ