いつもならば今頃は「学級閉鎖の大ラッシュ」です。
弊社では学級閉鎖クラスの生徒は出席させないので、該当クラスがあると保護者からすぐに連絡をいただきます。
しかし、今年は皆無です。
1クラスも学級閉鎖になっていない!?
コロナなのに??
いえいえ、コロナだから。
矛盾しているようですが(笑)
コロナ禍で衛生面に注意をはらったら、インフルエンザも風邪も減りました!
なのです。
さて、文部科学省から、74ページに及ぶPDFファイルが出ています。
これは異例の通達です。
【参考資料】
学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.12.3 Ver.5)
https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf
その中に、感染経路を絶つことがあります。
※以下、上記リンクから抜粋引用
(2)感染経路を絶つこと
新型コロナウイルス感染症は、一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。感染経路を絶つためには、①手洗い、②咳エチケット、③清掃・消毒が大切です。
飛沫感染: 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染: 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他者がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
以上の記載の中から、
①手洗い、②咳エチケット、③清掃・消毒が大切です。
の部分ですが、
①手洗いは徹底できていないところが多いです。
検温は家庭でしてくるので、果たして検温したかがわからない。
保護者も出勤前であわただしい時間です。
面倒くさいと
「測ったことにしておこう」となってしまう。
学校も、出入り口に自動検温器を置けばいいものを・・・
職員を一人つけて監視しておけば済むことなのにね。
②咳エチケットに関しては、そもそも咳をしている子は学校に来ていません。
何かあると困る(他の子や親から目の敵にされる)ということで、自主的に休んでいます。
③清掃・消毒は、清掃は今までと変わらず。
アルコール消毒器が1クラスに1本ある程度です。
ただし、自動プッシュではないので、押しボタンを触りまくるタイプ。
そこも消毒してるのかしらね。
ついでに加湿器はあるけれど、誰が管理するかが明文化されていなくて使っていない。
密を避けたくてもクラス人数を減らせないのでそのままの人数。
換気のため窓を開けすぎて寒くて風邪をひきそう。
よって、素人目でも「危ないな~」と思うのですが・・・・
なぜか、インフルエンザや風邪による学級閉鎖が無い!!
ということは、いかに今までが感染に対してええ加減だったかなのです。
皮肉ですね・・・・・